アメボウズとはピクミンシリーズに登場する原生生物である。
概要[]
『ピクミン2』で初登場。半透明の飴のような体をしており、巨大なローラーのような岩でピクミンを押しつぶそうとしてくる。経路上にいるその他の原生生物もお構いなしに潰す。
体は液体でも固体でもなく、あらゆる生体反応を示さない。ドルフィン初号機の分析によるとこの次元に存在が固定されておらず、この状態ではダメージを与えられない。その性質から集団幻覚の類であるという説もある。
紫ピクミンの強い衝撃を与えると紫色になって実体化し、動きを止める。『ピクミン4』ではこの衝撃で重力波が発生して存在を固定しているとされている。この状態になると初めてダメージを与えられる。一度体力を0にしても岩が壊れるのみで、アメボウズ本体は逃げ出す。この状態では攻撃手段を持たないので、再度紫ピクミンで実体化させることでダメージを与えて体力を0にすれば倒せる。
岩には手足を引っ掛ける穴が開いており、玄武岩質でニッケルやコバルトなどのレアメタルがわずかに含まれているという。
登場作品[]
- ピクミン2
- 地下洞窟「水中の城」に登場。フロアを訪れて一定時間が経過すると天井から現れて動き出す。初めて現れた際にはドルフィン初号機が分析するイベントが入る。ゲキニガスプレーを使えば動きを止めることも可能。
- ピクミン4
- 地下洞窟「深海の城」に登場。洞窟の名前からも分かる通り、『2』の仕様とほぼ同様となっており、初めて現れた際にはレスキュー隊の分析イベントが入る。深海の城に関するオリマーの航海日誌にも、恐怖のあまり出現してからの記憶が曖昧だという記述があり、『2』の図鑑説明に沿っている。
作中での説明[]
- ピクミン2
-
- オリマーメモ
- この生物については、地底で数件の目撃例が報告されているだけである。いずれの報告例にも共通しているのは、飴のような透明の粘体の巨人の姿である。心霊現象に付き物の心霊物質(エクトプラズム)ではないか?と言う説があるが、証明されていない。もうひとつは、報告者が極度の恐怖におそわれ、心神喪失状態に近かったということだ。事実、報告にはあいまいな記述が非常に多い。そのため、つかれと恐怖心が単なる自然現象を生物と錯覚させただけ、とする指摘も出ている。
- ルーイメモ
- いまだに料理されたという話を聞いたことがない。本当に実在するのか?
関連記事[]
- アメニュウドウ - 同じく和名に「アメビト」を持つ。