キャプテン・オリマーはピクミンシリーズでの主人公の1人。
概要[]
ホコタテ運送のベテラン社員。家族は妻、息子と娘。結構な恐妻家であり頭があがらないため、へそくりを隠し持っている。また、ものすごく音痴である。
基本的にオリマーの登場する作品では生物名は彼が名付けている。原生生物や星に対する解説からは専門家レベルの知識量が伺え、自然学および生物学的観点からの考察がなされている。発見したお宝にも独自の考察がなされ、作中の随所で勤勉さや博識さといったことが伺えるものの、時折関係のない独白のような説明がいりまじり、それがシリーズの味にもなっている。
「ピクミン」の名は彼の好物・ピクピクニンジンから、「チャッピー」は彼の飼っている同名の犬に似ていることから名付けており、少なからずのユーモアがうかがえる。
各作品におけるオリマー[]
- ピクミン
- 愛機・ドルフィン号に乗り休暇の宇宙旅行をしている最中、突如飛来した巨大隕石に衝突し、とある緑豊かな星に墜落する。星ではピクミンと協力しながら、墜落の衝撃で星の至る所に散らばった宇宙船パーツを回収していく。1日の終わりには航海日誌を記す。
- ピクミン2
- 前作ラストから無事に帰還した折、息子へのお土産にと持ち帰った瓶の王冠がきっかけとなり、会社の借金返済のため星へとんぼ返りする。
- ピクミン3
- 新事業に失敗した会社の借金返済とドルフィン号の買い戻しのため、ルーイを引き連れドルフィン初号機に乗って再びピクミンの星にやってくる。調査レポートでは、なぜかルーイ共々"ドルフィン号の船長/クルー"と名乗っている。アルフたちが発見する星の各所に散らばった探索メモの数々は、オリマーのメモ管理ファイルのバグによるもの。
- ピクミン3 デラックス
- サイドストーリーにてオリマーたちホコタテ星人がメインのストーリーが2本描かれている。
- Hey! ピクミン
- 再び主人公となる。図鑑ではオリマーメモなどにみられる学術的な解説と独白入り混じるユニークな解説を再び読むことができる。
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX
- フィギュアでピクミンと共に登場する。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- 「ピクミン&オリマー」としてファイターデビューを果たす。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
- 引き続きファイター参戦。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- 引き続きファイター参戦。
余談[]
- 1作目では「旅費の倹約のため宇宙一番ヌードルばかり食している」「ストレスのせいで抜け毛が気になっている」「近頃やつれ気味で妻に太りすぎと言われてしまっている」[1]といった、シリーズ中でも特にやつれたサラリーマンとしての側面が描かれている。航海日誌でも、パーツ回収が滞ったまま日数が過ぎていくごとに文面も変化していく。
脚注[]
- ↑ 1作目公式ガイドブック