クマチャッピーはピクミンシリーズに登場する敵キャラクター。
概要[]
環境などの変化により稀に誕生するチャッピーの黒化個体である…が『2』以降はチャッピーとは別種として扱われている節がある。チャッピー系統の中ではトップクラスの体力をもち、『ピクミン2』では倒しても死骸が残っていると自然回復するほどの生命力をもつ。外見は他チャッピーに見られる尖った口はしておらず、唇のような部位をもつ。体も全体的に丸みを帯びずっしりとしており、黒地に赤の斑点という体色もあって、いろんな意味で特異なオーラを放っている。
他のチャッピー系統の幼体が確認されていないのに対し、正真正銘イヌムシ科の幼体・チビクマがおり、子は親を見つけると群れを成す。あまり子を連れていると親の体力も相まって非常に厄介。
登場作品[]
大水源にて複数登場。目が赤く光っている。生態はチャッピーと同様だが、チャッピーより体力が多く、振り払いの隙が無くなっている。重さは10。
前作とは比べ物にならないほど強化された。外見こそ目が青くなったくらいだが、生態がチャッピーとは全く違う。まず昼間でも起きて歩き回っている。その範囲はエリア全域でありオニヨンやドルフィン初号機がある場所にも普通に入ってくる。またチビクマがいっしょについてくるようになった。更にタマコキンと同様に一定時間経つと復活するようになった。その上他のチャッピー系統よりも踏破性能が高く多少の段差は乗り越えてくることがある。総じて事故が起きやすい原生生物であり、待機させていたピクミンが襲われたり、運搬途中で蘇り拠点を襲撃したりと多くのピクミンが食われてトラウマになった人も多い。
地下洞窟に出現する他、探索31日目以降のまどいの水源にもダマグモと共に登場する。倒す際は紫ピクミンで麻痺させて倒すか、ゲキニガスプレーで石化させて倒すのが安全。特に後者は死体も残らないので後始末が楽。
行動範囲がエリア全域ではなく特定のルートを歩き回るようになった。今作で追加されたチャッピーの弱点を引き継いでおり、目を攻撃すると怯む他、バクダン岩を持ったピクミンを捕食しようとして内側から爆死させられるなど前作に比べるとだいぶ楽に倒せるようになった。しかしバクダン岩の爆発に3回耐える(他のチャッピーは1回で死ぬ)等タフさは据え置き。また死体は復活しなくなった。その他、目が暗闇で青く光ったり、振り払いや死亡の際の動きが他のチャッピーとは違う等の変更点がある。地味に重さが12に増えている(チャッピーやテンテンチャッピーは10、ペロチャッピーは12)。
ストーリー中では迷いの雪原にて1体だけ登場。カジオコシが生息し間欠炎の吹き上がる洞窟に生息しているが、羽ピクミンが持ち上げる壁の中にいるために自分から入っていかない限りは遭遇しない。洞窟内にはバクダン岩が沢山あるのでそこまで苦戦せずに倒せる。一回倒すと復活しない上にそこまで苦戦もしないのであまり記憶に残らないと若干不遇気味。一応迷いの雪原の日没時のムービーで出てくる。
作中での説明[]
ピクミン2 生物図鑑
オリマーメモ
デメマダラの中では中型の部類に入る。他のデメマダラと大きく異なるのはデメマダラが比較的せまい範囲をテリトリーとしてその中に入ってきた獲物を捕食する(待ちぶせ型)であるのに対し、このクマデメマダラは、昼間、特定の「道」を定期的にめぐって獲物を探す(パトロール型)であることだ。クマデメマダラの生息圏では、「道」に入らないように注意が必要である。
ルーイメモ
皮は固いので、むいてから調理する。
ピクミン3 デラックス 生物図鑑
アルフ
真っ暗な洞窟で出会ったときはびっくりして腰を抜かしそうになった…。生命力も高いので、真正面から戦わずにバクダン岩を使った方がいいな。
ブリトニー
しつこく追いかけてくるだけじゃなくてあの分厚いくちびるも、ちょっと苦手。…誰かに似てる気がするわね。
チャーリー
敵ながら、なかなかいい面構えをしている。私には分かる。やつは歴戦を越えてこの惑星で生き抜いてきたのだろう…。だが、私も負けてはいない。なぜならキャプテン・チャーリーだからだ!
他言語での名称[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
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英語 | Spotty Bulbear スポッティ バルベア |
Spotty=まだらな、ぽつぽつのある + Bulb=球根 + bear=熊 |