ショイグモはピクミンシリーズに登場する原生生物である。
概要[]
クモのような姿をした原生生物。ただし、見た目は現実のクモとは違い、小さく丸い体から細長い2対の脚と1対の触覚のような器官が生えている。ダマグモとは違い、目のような器官をもつ。手頃な物を背負って擬態する習性があり、原生生物の死骸やお宝を背負おうとする。背負っている物に性格が影響されやすく、例えばバクダン岩を背負ったサクレショイグモはショイグモの中でも非常に攻撃的な性格をしている。
基本的に何もして来ないが、ピクミンの運んでいるものを強奪してくる。背負った物にピクミンを張り付かせると背負っている物が剥がれ落ちるが、懲りずにまた強奪してくる。物を背負っている間は本体にダメージを与えることができない。紫以外のピクミンの攻撃が命中しづらいので、体に直接ピクミンを張り付かせるとよい。
死骸の重さは3。当然といえば当然だが同じショイグモの死骸も背負う。自分から背負っている物を剥がすことは無いので、適当な死骸や快眠アシスタント(たんけんねぶくろ)入手後であれば眠ったオリマーたちを背負わせて放置するのもアリ。
主な種類[]
オリマーの見解によれば、いずれのショイグモも遺伝子的な違いはなく、発生の段階でそれぞれのタイプに分化した同種である。本来の色は白だが食性や共生細菌の種類によって色が変化するらしい。
- ベニショイグモ
- 紅色の体が特徴のショイグモ。可燃ガスを吐きだし、あごを火打石のように打ち着火し、火を放つ。死体は古くなると自然発火するらしい。
- キショイグモ
- 黄色の体が特徴のショイグモ。体内の発電器官で放電する。
決して「気持ち悪い蜘蛛」という意味の名前ではない - ルリショイグモ
- 瑠璃色の体が特徴のショイグモ。金属の酸化を促進する液体(水)を吐き出す。オリマー達が液体に当たると、ダメージは受けないが移動以外は一時的に行動不能となる。
- ムラサキショイグモ
- 紫色の体が特徴のショイグモ。混ざると毒性を持つようになる2種類のガスを、体外で合成して放つ。他のショイグモに比べて少し体力が高い。
ミドリショイグモ
- 緑色の体が特徴のショイグモ。前述の通り体色以外は殆どムラサキショイグモと同じである。毒のイメージカラーが変更されたことでカラーが変更された。
- 種としてはほぼ同種なのかオリマーとルーイの図鑑は変化しておらず、紫のものが変化した個体のような説明もある。
- ハクショイグモ
- 白色の体が特徴のショイグモ。冷気ガスを吐くことが出来る。
- サクレショイグモ
- バクダン岩を背負ったショイグモ。目は緑色に光り、脚は橙色に黒の縞模様が入っている。ピクミンを見つけるとバクダン岩を起爆して近寄ってくる。爆発すると跡形も無く消滅する。天井から降ってくることもありピクミンの事故死が多い。『4』ではゲーム内で各ショイグモがバクダン岩を背負うことでサクレショイグモのような性質に変化するようになったため、「サクレショイグモ」という名前の原生生物は実質リストラされてしまった。
登場作品[]
やはり地下洞窟にのみ生息する。
関連項目[]
- ヘラクレスオオヨロヒグモ - 『ピクミン2』のラスボスであるショイグモ科の生物