ネタバレ注意!! この記事は作品の核心部分に関する要素が含まれている可能性があります。お読みになる方はご注意ください。 |
ドルフィン初号機はピクミンシリーズに登場する宇宙船。
概要[]
二人乗りができ、マゼンタと白のカラーリングが特徴的なロケット。かなり古いロケットで見た目はオンボロだが、優秀な人工知能を有している上、経験に裏付けされた航行能力は最新型を上回るほど。ロケット先端 (探査ポッド) のスピーカーから声を発する。結構お喋り。戸惑った時など時折カタカナが混じる。オリマー、ルーイのことはさん付けで呼ぶ。
口うるさいところもあるが回収した物体の解析をしたり、自身が開発していた素材とお宝を組み合わせて探検キットを制作したりと、冒険の至る所で頼りになる存在。探索の合間にサイレンを鳴らしながら様々なことを教えてくれる。あらゆる事象に対応したレーダー回路を持ち、各地下洞窟の初潜入前には洞窟の中から察知する危険等を知らせる。バグ虫 (生き物) が苦手で、原生生物の初回収時は文句を言う。
かつては若き日の社長と共に宇宙を飛び回っていたが、事業拡大に伴ってより高性能な貨物船が導入されたため、ここ数年は引退し倉庫に眠っていた。船内には当時の社長の私物が格納されている。相棒というよりも社長の話し相手にさせられていたようだが、言葉の端々からは社長に対してそれ相応の敬意を払っている様子。しかし借金返済後に社長の趣味で全身金色にリペアされた際は「悪趣味」と評していた (しかしすぐに言い直している) 。
登場作品[]
- ピクミン2
- 物語冒頭から登場。オリマーが借金の途方もない金額に愕然とし、子供のお土産にとピクミンの星から持ち帰ったビンの王冠を落とした際、それを回収して100ポコ[1]もの値打ちを鑑定する (その際、社長同様金に目がない反応を見せた) 。その後社長の指示で、オリマー・ルーイと共に、ピクミンの星にまだ見ぬお宝を探しに向かうこととなる。
- 星に向かってからはお宝の回収・鑑定の他、お宝の名付け、探検キットの制作、ピキノツユクサの実の回収等、様々な役割を果たす。物体の回収の際は、探査ポッドが開きUFOのごとくセンサーで回収。地下洞窟へは探査ポッドが分離して同行。お宝だけでなく原生生物も回収し、借金返済の足しにする。
- また、紫ピクミン・白ピクミンのオニヨン代わりともなる。
- ピクミン3
- ホコタテ運送が新たな借金を作ったため、オリマーとルーイを乗せて再び星にやってきた。金メッキもはがされ、元のカラーリングに戻っている。航海日誌にはオリマーの操縦にケチをつけたことが記されており[2]、前作同様の口うるささは健在な模様。しかしヌマアラシに壊されてしまい、ボロボロの状態で沼地の端に置かれており、本人が直接しゃべる場面は一切ない。
- ピクミン3 デラックス
- サイドストーリー「オリマーの冒険 ふたたび」にて、社長の命令によってオリマーたちが星に散らばった彼のパーツを回収しにいくストーリーが描かれる。修理されてもやはりしゃべらない。
- スーパーマリオギャラクシー
- ステージ「スターダストギャラクシー」にドルフィン初号機の様な船が登場する。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- 新たにファイターとして参戦した「ピクミン&オリマー」の最後の切りふだ「一日の終わり」に登場する。また、アドベンチャーモード「亜空の使者」では亜空軍の本拠地に突入する際にファイターを載せた宇宙船の一つとして登場。
- Nintendo Land
- ピクミンシリーズを元にしたアトラクション「ピクミン アドベンチャー」のゴールポイントに登場する。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
- 最後の切りふだに続投し、カラーバリエーションのアルフも初号機に乗り込む。また、『for Wii U』 限定でドルフィン初号機の形を模したアイテム「ドルフィン爆弾」が登場する。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- 『for』に同じ。
余談[]
- Nintendo LaboのVR Kit紹介映像[3]で、「ゾウ Toy-Con」の照明効果でドルフィン初号機のようなロケットが一例になっている。
脚注[]
- ↑ オリマー曰く「高級料理が山ほど食べられる」
- ↑ 探索メモ「オリマーの日誌」
- ↑ Nintendo Labo VR KIT 紹介映像