ドルフィン号はピクミンシリーズに登場する宇宙船で、オリマーが所有している。後の作品で登場するドルフィン系列の宇宙船のようなAIは搭載していない。
船の前面にあるライトは遭難地点に不時着した最初の時点では光らないが、パーツ回収やエリア開拓の進捗によって色が変化する。希望の森に行けるようになった時は赤に、樹海のヘソは黄色に、大水源は緑に、最後の試練は青になり、へそくり金庫を回収した時は紫になる。
『Hey! ピクミン』ではドルフィン号の意匠を引き継いだドルフィン2号機が登場する。
作品ごとの特徴[]
登場作品[]
- ピクミン
- 休暇をとったオリマーをのせて飛行していたところ、隕石と衝突しピクミンの星に不時着する。その衝撃で船のパーツが星の至る所に散らばってしまう。オリマーはピクミンと協力して5つのエリアに散らばったパーツを回収する。
- ピクミン2
- 物語冒頭にのみ登場。1作目の脱出エンドの続きで、オリマーを乗せホコタテ星に無事帰還する。しかしオリマーのいない間にホコタテ運送は借金を背負い、社長がドルフィン号を勝手に抵当に入れてしまったため、到着早々クレーンで運び出される。今作ではその代わりにドルフィン初号機が登場する。
- 街へいこうよ どうぶつの森
- アポロ11号月面着陸の日を記念して、ドルフィン号を特別カラーにした模型 (家具) がアメリカ限定で配信された。
- とびだせ どうぶつの森
- 上述の模型を原作同様のカラーに変更したものが実装された。以前はただの模型だったが、今作では調べると原作同様の上昇音をあげながら数秒感浮く。
言及のみの作品[]
- ピクミン3
- ドルフィン号そのものは登場しないものの、探索メモによればオリマーはドルフィン号を買い戻す資金確保のために新たにお宝を探索しにきている。また、ドルフィン初号機に乗って星に来たにもかかわらず、なぜか「調査レポート」内ではオリマー・ルーイ共に「ドルフィン号の船長/クルー」と名乗っている。
宇宙船パーツ[]
詳細は「宇宙船パーツ」を参照。
『ピクミン』では計30個のパーツを回収することになる。しかし、宇宙船パーツという名前にも関わらずその実は船そのものに全く関係のない物品もあり、一部パーツは回収しなくても脱出できるようになっている[1]。
余談[]
- 名前の由来はゲームキューブの開発時のコードネーム「ドルフィン」だと思われる。
- WiiからWii Uへのデータ引越し時にはピクミンがデータを運ぶムービーが流れ、ドルフィン号も登場している。
脚注[]
- ↑ へそくり金庫など。