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ピクミンシリーズ > ピクミン2


ピクミン2は、2004年4月29日に任天堂から発売されたニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフトでシリーズ第2作。物語は前作『ピクミン』で無事にピクミンの星を脱出したキャプテン・オリマーが、ホコタテ星に生還するところから始まる。ホコタテ運送が抱えてしまった借金を返済するため、ピクミンの星にあるお宝を回収することが主な目的。

2009年3月12日には『Wiiであそぶ ピクミン』としてWiiに移植され、後にWii UでもWiiディスクのダウンロード版として2017年6月21日に配信された。Switch版は『ピクミン1』とのセット販売もされている。

新要素[]

今作はオリマーと部下のルーイの2人がプレイヤーとなり、必要に応じてリーダーを切り替えながら2つの隊列で冒険することもできる。に加え、新たに紫ピクミン白ピクミンが登場し、新たな原生生物も数多く登場する。

前作のような生命維持装置による日数制限がなくなり、さらに自由度の高い探索が可能になった (但し引き続き日没は存在する)。地上のエリアの探索に加え、時間の流れのない地下洞窟を新たに探索していく。

ちなみに前作でのオリマーの愛機・ドルフィン号は物語冒頭で借金返済のために売り払われてしまい、代わりにおしゃべりなAIが搭載されたドルフィン初号機が登場する。お宝を回収するとその場で名前をつけてくれる。今作はお宝・原生生物それぞれに図鑑が設けられ、世界観をより豊かなものにしている。

ストーリー[]

オリマーが勤めるホコタテ運送の新入社員、ルーイゴールデンピクピクニンジンを配達中に襲われてしまった。そのせいでホコタテ運送は莫大な借金を抱えてしまい倒産寸前に追い込まれてしまう。オリマーが持ち帰ってきたお土産に相当な価値があることがわかり、ホコタテ運送の社長はオリマールーイピクミンの住む惑星に再び行ってお宝を持ってくるよう命じるのであった。

キャラクター[]

プレイヤー[]

ピクミン[]

原生生物・植物[]

新たな原生生物に遭遇すると、図鑑に登録され、オリマーメモ (生態など) とルーイメモ (調理方法) を読むことができる。原生生物は同じ画面内にうつること、植物は接触することが登録の条件。
No. 名前 分類
01 アカチャッピー
02 ケチャッピー
03 テンテンチャッピー
04 アカコチャッピー
05 ユキチャッピー
06 テンコチャッピー
07 クマチャッピー
08 チビクマ
09 ベビーチャッピー
10 ヤキチャッピー
11 ダンゴナマズ
12 ハチャッピー
13 ブタドックリ
14 ミズブタ
15 フーセンドックリ
16 アオケダタラ
17 フタクチドックリ
18 ミヤビフタクチ
19 タマコキン
20 コガネモチ
21 オオガネモチ
22 オナラシ
23 ウジンコ♀
24 ウジンコ♂
25 トビンコ
26 ハオリムシ
27 ハナゲイモ
28 エレキムシ
29 タマゴムシ
30 シャコモドキ
31 サライムシ
32 トテツチホカシ
33 サクレウラメ
34 カマドフマ
35 コマンマン
36 オオマンマン
37 ベニショイグモ
38 キショイグモ
39 ルリショイグモ
40 ムラサキショイグモ
41 サクレショイグモ
42 ツブラケメクジ
43 イモガエル
44 マロガエル
45 オタマ
46 ルリポンガシグサ
47 ベニポンガシグサ
48 キイロポンガシグサ
49 ムラサキポンガシグサ
50 シロポンガシグサ
51 ポポガシグサ
52 びっくり菊
53 ハンボ
54 サンショクシジミ
55 ピキマキ
56 ミウリン
57 パンモドキ
58 ペレット草
59 ヒカリキノコ
60 クローバー
61 モモフグリ
62 タンポポ
63 タンポポ(綿毛)
64 ツクシ
65 ネコジャラシ
66 ヒカリエノキ
67 マーガレット
68 ゼンマイ
69 若芽
70 クイーンチャッピー
71 ヘビガラス
72 ダマグモ
73 ダイオウデメマダラ
74 オオパンンモドキ
75 アカヘビガラス
76 ダマグモキャノン
77 ケメクジ
78 アメボウズ
79 ゴロムシ
80 ゾウノアシ
81 ヘラクレスオオヨロヒグモ

エリア[]

今作ではそれぞれ四季をイメージした4つのエリアが登場する。

地下洞窟[]

詳細は「地下洞窟」を参照。

入るたびに地形が変わるランダム生成ダンジョン。各エリアに3〜4の洞窟がある。オリマー・ルーイ・ピクミンはドルフィン初号機から分離した探査ポッドと共に洞窟へ入り、最下層にある間欠泉から脱出する。洞窟内で回収したお宝や生物の死骸は探査ポッドが回収し、洞窟脱出後にポコに換算される。オニヨンはついてこないので、洞窟内でピクミンを増やす手段は限られる。

ねむりの谷
めざめの森
まどいの水源
  • クモの根城
  • 食神の台所
  • シャワールーム
  • 水中の城
のぞみの大地
  • 混沌の魔窟
  • 百戦錬磨の穴
  • 夢の穴

お宝[]

詳細は「お宝 (ピクミン2)」を参照。

ホコタテ運送の借金返済のためにオリマーたちはお宝を回収する。その内容は果物、玩具や、一見ガラクタなものまで様々。実在する商品もお宝になっており、中には任天堂が過去に発売した玩具やゲーム機もある。一部のお宝は、ドルフィン初号機が探検キットという探索に役立つ機能をこしらえてくれる。図鑑は回収時に登録され、各お宝回収時にオリマーメモ、各シリーズ時にセールストークが解禁する。

スプレー[]

ピキノツユクサという植物の実から採れるエキスを10個ずつ集めるとスプレー1回分が完成する。赤い実と紫の実があり、効能が異なる。

ゲキカラスプレー[]

赤いピキノツユクサの実から採取されたゲキカラエキスで生成できる。ピクミンにふりかけることで、一時的にピクミンの攻撃力を高めることができる。効果が持続している最中は、頭部の葉/蕾/花が赤く発光する。

ゲキニガスプレー[]

紫のピキノツユクサの実から採取されたゲキニガエキスで生成できる。原生生物にふりかけることで、一時的に原生生物を石化させることができる。石化している最中に倒すとそのまま砕け散り、死骸は残らず稀にエキスを落とす。体力が回復する敵は石化中でも回復するため、倒し終えないと石化が解けると共に襲われる。

探検キット[]

詳細は「探検キット」を参照。

メール[]

1日の終わりには社長 (借金返済前) や家族などからメールが届く。まれにメールに記載される謎のURL先では、隠しコンテンツを楽しむことができる。GC版、Wii版共に存在する要素だが、若干内容が違う。どちらのページもPCで閲覧可能。

URLは「参考リンク」を参照。

サブゲーム[]

2Pバトル[]

チャレンジモード[]

ピクミンパズルカードe+[]

バージョンごとの違い[]

コントローラーの違いに伴う操作の変更は取り扱わない。

Wii版[]

  • 画面が広くなっている。
  • ハードの関係上、カードe+との対応がなくなっている。
  • タイトル画面で放置すると「種のうた」のムービーが見られる。
  • メモリーカードの概念がないため、それが刺さっていない時の画面でのみ聞けた「けけソング」が無い。

Switch版[]

  • 画質が向上した。
  • 「愛のうた」、「種のうた」の要素はなくなっている。
  • 権利の都合か、他社コラボのお宝が軒並み変化。グラフィックの変化や、お宝そのものの変更は行われた。
    • 根本から別物になったものは重さや価値も変化している他、新規のオリマーメモやセールストークもある。
    • グラフィック変更は海外版準拠だが、海外においても現地企業とのコラボが行われていたため完全にオリジナルグラフィックになったものもある。
    • また、グラフィックは変更されていないが欲棒の説明文が変わっている。
  • 運搬時の分数の表示が『ピクミン3』に合わせられた。
  • 未承諾広告のメールが変化し、URLが付かなくなった。

CMソング[]

詳細は「種のうた」を参照。

余談[]

  • ピクミン5種を20匹ずつ連れて歩くと、ピクミンが『愛のうた 』を歌う。
  • 地下洞窟ではお宝がある時とない時でピクミンの鳴き声が変わる。
  • ゲキカラ/ゲキニガエキスを回収する際、非リーダーをリーダーで押してエキスを回収させ、急いで自分(リーダー)もいっしょに回収すると一度に2回分回収することができる。
  • ピクミンが溺れている際、近くに青ピクミンを投げ入れると近くの岸まで投げて救出してくれる。
  • 任天堂の一部ゲームになんらかの形で『けけソング[1]』を再生させるイースターエッグが有名で、本作にも仕込まれている。方法は2種あり、1つはお宝コンプリート画面で3分50秒待つ。2つ目はメモリーカードを刺さない状態で地下洞窟に入り、セーブ画面のまま3分待つ。後者はWii版できくことはできない[2]

画像[]

動画[]

脚注[]

  1. 本作のサウンドディレクターでもある戸高一生が音楽を担当したどうぶつの森シリーズの楽曲。
  2. 15年の時を経て『ピクミン2』で隠し要素が発見される。『どうぶつの森』の「けけソング」が特定のセーブ画面で再生

関連項目[]

参考リンク[]

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