ヘビガラスはピクミンシリーズに登場するヘビガラス科の原生生物。
概要[]
うろこで覆われた青いボディに白い羽毛の頭部が特徴。その名の通りへびと鳥のキメラの様な見た目をしており、翼はない。一応、身体の一番端に位置する足の爪は白いものの、和名の"オジロ"が尾のないヘビガラスにとって何を意味するかは不明である。また、近縁種にヘビガモメと呼ばれる生物が存在するらしく、尾羽の斑点の有無でヘビガラスと見分けることが出来るが、尾羽を見ることのない作中での判別は不可能。
多くの時間を地中で過ごし、ピクミンやオリマーたちが近づくと地上に姿を現す。くちばしでピクミンをつっつき、1ターンにつき最大で3匹のピクミンを捕食しようとしてくる (『1』『2』) 。しかし地上に現れて数秒間は捕食のタイミングを伺って静観しており、プレイヤーにはピクミンの犠牲なしに攻撃する機会が与えられる。ヘビガラスへの攻撃は白い頭部にしか効果がなく、本体部分へ攻撃していてもダメージは弾かれ、捕食される危険性が非常に高い。
作品によって死骸の状態が異なるのも特徴 (下記項目を参照) 。
作品ごとの特徴[]
- ピクミン
- 希望の森で3体登場し、そのうちの1体はガイガーカウンターを飲み込んでいる。死骸は残らず、一瞬で破裂して異なる種類のペレットを出す。チャレンジモードの最後の試練でも1匹登場。
- ピクミン2
- 白い花園ではボスとして登場し、ねむりの谷やめざめの森の地上にも登場する。また、ヘビガラスの穴では複数体登場する(ボスはアカヘビガラス)。
- 倒された際は鳴き声をあげながら地面に横たわり、根元から破裂して頭部だけが残る。頭部はピクミンの栄養源として利用可能。死骸の重さは5。
- ピクミン3
- ストーリーモードにのみ登場し、交わりの渓流でバグズ・キングダムをもっている1個体しかいない。『3』に登場する原生生物の中でもHD化にともなう外見の変化やディテールの向上が顕著であり、サイズ感はアップし羽毛やうろこは明瞭になっている。力をためて主人公達を捕食しようとしてくるときがあるが、外すとクチバシが地面から抜けなくなり、こちらから攻撃を与える隙ができる。ダメージが蓄積すると羽は抜けていく。倒すと地中から飛び上がった後に地面に横たわる。シリーズ史上初めて破裂せずに全身が露わとなり、アカヘビガラスと同様に足があることが判明した。一度倒すと復活しない。死骸の重さは10。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- フィギュアとして登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
- フィギュアとして登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- アシストフィギュアとして登場。召喚すると、近くにいる敵ファイターをつつく。また、地中から出てくるときも判定がある。
作中での説明[]
- ピクミン 航海日誌
- ピクミン2 図鑑
- オリマーメモ
- ヘビガラス種はその多くが待ちぶせにより獲物を捕らえ、体もそれに適した姿をしている。地表面を歩く小昆虫などを激しくおそう。
比較的広範囲に分布すると共に、その土地におうじた特徴を持っており、地域性を表す種としてデメマダラの次に比較分類される。
このヘビガラスと姿がよく似たヘビガモメの生息範囲が一部重なることもあり、二種を混同しやすいが、地面から引き抜き、尾羽の斑紋の有無で区別することができる。 - ルーイメモ
- ヤキトリに。
他言語での名称[]
言語 | 名前 | 意味・由来 |
---|---|---|
英語 | Burrowing Snagret |
Burrowing=もぐっている "Snake"=へび or "Snag"=思いがけない障害+"egret"=シラサギ |
関連項目[]
- アカヘビガラス
- ヘビガモメ