ヨロヒイモムカデとはピクミンシリーズに登場する原生生物。
概要[]
ピクミン3で登場する、イモムシとムカデを混ぜたような外見に、水晶状の外骨格(甲羅)を身にまとっている。再会の花園の奥地にある切り株の中に生息しており、ストーリー中で初めて戦うボス生物である。
脚は合計で48本あり、一つの体節に3本づつ生えていている。舌は先が蛇のように割れており、歯の本数は外から見える範囲では、上顎が左右14本ずつの28本、下顎が左右12本ずつの24本生えている。甲羅の外骨格から覗く眼は、結膜が黄色をしており、角膜が茶色。瞳孔は黒色をしている。水晶で出来た甲羅の下は青い体をしており、腹部は外側から内側にかけて色が緑→オレンジ→朱色となっていて、甲羅の数は尾を含めて11枚。
水晶で出来た甲羅を岩ピクミンで壊してからでないと、ダメージを与えることはできない。一定のダメージを与えると天井に逃げていく。しばらくすると天井から砂利が落ちてきた後、突進するように勢いよく降りてくる。その際に口元付近のピクミンを顎で封じ込め、捕食しようとする。顎は甲羅に覆われているわけではなく、水晶だけで出来ているようで、岩ピクミンを投げることで破壊が可能。壁へ這っている時は、いくら攻撃をしようとピクミンを投げてもHP1で耐えるようになっている。
倒すと水晶の甲羅が全て砕け散る。そのため、倒してから水晶を割ることは出来ない(ホシオトシも同様)。運ぶ際に必要なピクミンの数は20。イカツタツボックリといにしえのパケシスを飲み込んでおり、いにしえのパケシスを回収することで迷いの雪原に行けるようになる。
作中での説明[]
ピクミン3 デラックス 生物図鑑
アルフ
岩ピクミンをたくさん投げてやっと壊せる高い硬度のスイショウの殻をまとっている。地面に落ちたらすぐに消えちゃうけど、ドレイク号の装甲に使えたらいいのにな。
ブリトニー
あの全身を覆っているスイショウは宇宙にも通じるレベルの美しさだわ。なんとかスイショウを回収してキレイな宇宙服を作れないものかしら。でも、ちょっと透けちゃうのが難点ね。
チャーリー
この巨大な生物を我が隊員2名のみで倒したというのだから、たいしたものだ。戦闘が本職ではない彼らだが、あらゆる危機を乗り越えるために厳しい訓練をしてきた賜物だろう。隊長として、最高に誇らしい気分だ。
ルーイ
生きたまま殻と足をむしってかぶりつく。目玉の裏側はコラーゲンたっぷり。
オリマー
切り株のうろなどに生息している多足類で、全身が硬い殻で覆われていることから鎧、具足といった名がついた大型の生物。硬い岩などに身体をぶつけることで自ら殻を割って脱皮を繰り返し、より大きな身体へと成長を重ねていく。食欲が旺盛で、目にしたものを何でも飲み込んでしまう性質があるせいか、意外な物が体内から見つかることも多い。